米国最大のシーフード・レストラン・チェーンであるレッドロブスターは債務削減を目指し、早ければ来週にも連邦破産法第11条(民事再生法に相当)の適用を申請する見通しだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。  関係者によると、レッドロブスターは5月27日のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)前にフロリダ州オーランドで破産法適用を申請する準備を進めている。破産手続きにより、賃貸人とリースを巡り譲歩を引き出すほか、債権者と事業継続に向けて合意したい考えで、数億ドル規模の債務削減につながる可能性があるという。  最近では、全米約650店舗のうち数十店舗を閉鎖していた。