WSJに掲載されたニュースからキーとなる単語や文を選び、その意味や背景を解説する本欄。第2回は、全米の大学で広がるガザ攻撃抗議デモに関する記事にしばしば登場するdivestという単語だ。日常会話ではあまり使われないこの言葉。同義語がdisinvestで、その対義語がinvestと言えば分かりやすい。つまり「投資」の反対で、WSJ日本版でも「投資撤退」と訳している。「イスラエルに関係する企業への投資を引き揚げろ」と大学に訴える学生の要望を説明する記事で使われる。