米国防・情報当局者によれば、ロシアとイラン・北朝鮮・中国との軍事協力は機密技術の共有に拡大しており、ウクライナでの戦争が終結した後も米国とその同盟国を脅かす恐れがある。米国の敵対国が関与するこうした安全保障協力の拡大のスピードと深さは、米国の情報分析担当者たちを時に驚かせてきた。ロシアと相手国は歴史的な摩擦を脇に置き、「米国が支配する国際システム」に集団で対抗しているという。軍事関係の緊密化の兆候として、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は19日に平壌で、両国のいずれかが攻撃された場合に相互支援を提供することで合意したと発表。独裁国家であるロシアと北朝鮮の関係を同盟と表現した。