「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

【3人に1人の時代へ】認知症にならないためにやっておきたいことPhoto: Adobe Stock

普段から脳を使うことを意識しよう

 世界一の長寿大国と言われる日本。なんと、2030年には、65歳以上の高齢者の3人に1人が、認知症、もしくは認知症予備軍と言われています。認知症予備軍と呼ばれる「軽度認知障害(MCI)」。つまり、認知症になる一歩手前の状態で、認知症にならないように予防することができるタイミングです。

「認知症」と聞くと、もの忘れのイメージが強いかもしれませんが、もう一つ大きな特徴が興味関心の低下です。新しいことに関心がなくなったり、今まで好きだったことにも興味がなくなったりします。段々と外出が億劫になったりして、身体を動かさなくなると、脳を使う機会も減ります。そうすると、脳の働きが悪くなり、認知症予備軍になり、そして、認知症を発症してしまうのです。

 まずは、認知症予備軍チェック!

・同じ話を何度もすることが多くなった
・掃除や料理の段取りが悪くなり、時間がかかるようになった
・外出時に、身だしなみを気にしない
・最近会った人、仲のいい人の名前をなかなか思い出せない
・スマホや鍵を、どこに置いたのか、忘れる

 いくつ当てはまりましたか?

 認知症になる人、ならない人の違いは、普段からどれだけ脳を使っているかどうか。先ほどのチェックリストで、1つでも当てはまる項目があった人は、普段から脳を使うことを意識しましょう。「脳を使う」というのは、本を読んだり、何か計算したりすることだけではありません。初めての場所に行く、初めての経験をする、これらの出来事も脳を使っています。

・家の近くに新しいお店ができたら、必ず行く
・会社の恒例行事、何か新しいことを取り入れたい
・新しい習い事を始めるのに、抵抗がない
・旅行に行くときは、お決まりの場所ではなく、初めての場所を訪れる
・「季節限定」の文字をみると、つい買ってしまう

 これらは、些細なことですが、日常から脳を使うことが習慣になっています。普段、そのような選び方をしないという人も大丈夫。自分の中で、ルールを作ってしまえばいいのです。たとえば、お昼ご飯を選ぶときだけは、いつもと違う選択をする。金曜日だけは、いつもと違う道で帰る。週1回は、行ったことのないお店に行く。このように身体を動かし、脳を動かすことが、認知症予防につながります。

 また、認知症予防にもう一つオススメなのが、「脳トレ」です。『1分間瞬読ドリル』は、毎日たった1分で、記憶力、判断力、思考力、発想力、読解力、集中力を鍛えることができる脳トレ。9種類の問題が掲載されているので、飽きることなく、楽しみながら取り組めます。ゲーム感覚で、脳トレに挑戦してみてくださいね。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。