【1分読み切り】親しい間柄の相手に許せないことが生じた時、アナタならどう対処しますか?
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相手の嫌なところが見えたら……
今日は「どんなに素敵な人にもダメな時期がある」という考え方についてお話ししたいと思います。
善いことも悪いことも別け隔てなく、心を広くして受け入れるという意味で「清濁併せ呑む」といわれますが、嫌なところを含めて相手を受け入れるのが苦手な人にとっては、とても大切な考え方です。
実は、アテクシ自身も相手の嫌なところが見えると、その人全体を嫌いになってしまったり、関わりたくなくなったりしてしまうことがあります。
よくない方向に
向かってしまうキッカケ
しかし、人間は誰しも完璧ではありませんよね。善い面も悪い面もあり、それらのトータルのバランスで成り立っているのです。
たった1つの欠点で相手を受け入れられなくなるのは、双方にとって非常にもったいないことです。究極的には、誰とも付き合えなくなってしまいかねませんし、最終的には自分自身のことも嫌いになってしまう可能性さえあります。
では、どのように考えるべきなのでしょうか?
誰しもダメな時期がある
どんなに素晴らしい人でも、ダメな時期があるということを受け入れることが大切です。
アテクシ自身を振り返っても、いまだもってまだまだですが、過去にはもっとダメな時期がありました。そんな過去の自分に会ったら、恥ずかしくなるほどです。
つまり、どんなに人であっても、つねに素晴らしいわけではないのです。人間ですから、その時々の状況によって、一時的にダメな部分が見えることがあります。そのような瞬間だけをとらえて、「この人はダメだ」と決めつけてしまうのは、少々視野が狭いかもしれません。
見捨てないことも大切
人生の醍醐味の1つは、いろんな人の素晴らしい点に触れられることです。人間には無限の可能性があり、それぞれが持つパワーを発揮する瞬間に立ち会えることは、とても楽しく、感動的な経験でさえあります。
そういった機会を見逃すのは本当にもったいないことです。だからこそ、普段から応援している人や仲の良い人が、一時的におかしな状態になっても、誰にでもそういう時期があると思って、見捨てないことも大切です。
ある瞬間だけで決めつけない
もちろん、そのダメな時期に深く関わる必要はありませんが、完全に関係を切ってしまう必要もないのです。少し時間が経てば、「あの時期は少しヘンだったんだな」と振り返ることができるでしょう。
ただし、なかには本当に転落していってしまう人もいます。そういった場合は無理をして受け入れる必要はありませんが、少なくともある瞬間だけをとらえて「この人はダメだ」と決めつけないことが、最終的には自分の人生をより豊かにすると思うのです。