米実業家のイーロン・マスク氏が、ドナルド・トランプ前大統領の選挙戦を支える新たなスーパーPAC(特別政治活動委員会)向けに、毎月約4500万ドル(71億2000万円)を献金する計画であることが分かった。事情に詳しい関係者らが明らかにした。スーパーPAC「アメリカPAC」のその他の支持者には、データ分析ソフトウエアを開発する米パランティア・テクノロジーズの共同創業者であるジョー・ロンズデール氏や、キャメロン・ウィンクルボスとタイラー・ウィンクルボスの双子兄弟、そして駐カナダ米大使を務めたケリー・クラフト氏なども含まれる。事情に詳しい関係者らによれば、6月に結成されたアメリカPACは有権者登録をすることや期日前投票に加え、激戦州では郵送票を求めるよう呼びかけることに注力している。