同じような商品・サービスを扱っているにもかかわらず、楽しそうにラクラクと稼ぐ人がいる一方で、思うように稼げず苦悶にあえぐ人もいる。
その違いは、年齢や経験、持って生まれた才能によって生まれているとは限らない。
稼げない人も、稼げる人と同じように努力はしているだろう。しかし、結果には大きな違いが出る。
その原因は、ほんの一語の違いにあったのだ。
その一語の違いをまとめたのが、この道25年「日本のトップマーケッター」神田昌典氏による、一番やさしい、すぐ使えるコピーライティングバイブル『【スーパーパワーアップ版】稼ぐ言葉の法則 ── 貧す人が稼ぐ人に変わる「売れる法則85」』だ。
本書では、たった一語の差で、貧す人が稼ぐ人に変わる「売れる法則85」が公開されている。
今回は本書より一部を抜粋・編集しながら、たった一語で天国と地獄に分断される「怖さ」と、一語変えるだけで大きく現実が変わる「面白さ」を見ていこう。

【収入の新基準】あなたのとなりにいる好きな仕事でらくらく稼ぐ人たちの秘密Photo: Adobe Stock

驚くほどの収入を稼ぐ人たち

これからの時代――あなたは、「売る」ことを避けては通れない
理由はシンプル。

もはや売ることは、生活のためだけに、仕方なく行うものではない。
売ることは、自分の才能を見出し、表現するための、最高のプロセスであり、その結果、収入に直結するようになってきたからだ。

かつて収入は、勤める会社、役職、年齢、そして学歴でほぼ決まっていた。
決められた通り、真面目に仕事をしていれば、誰もが生涯にわたって、安心・安定的に収入は上がっていった。

しかし、コロナ禍を経て状況は完全に変わってしまった

今では、驚くほどの収入を稼ぐ“普通の人たち”が急速に増えている。
しかも、その人たちは、無理やり嫌な労働をしているのではなく、好きな仕事に楽しく取り組んでいる。

おそらく、あなたも、こんな人たちのことを頻繁に耳にするようになっているのではないか。

――ボーナスだけで数千万円を稼ぐスタートアップ企業の40代執行役員
――副業の不動産業で、億を超える年収を稼ぐ30代の大企業サラリーマン
――夫の年収を軽く超える収入を稼ぎ始めたTikTokerたち
――YouTubeで年に数千万円を稼ぐ20代の起業家
――定年間近にライバー(ライブ配信する人)デビューした50代後半のサラリーマン

驚くほどの収入を稼ぐ人たちは例外だと、もはや無視することはできない。

なぜなら、そういう存在は、まわりを見渡せば一人はいるほど一般化し始めているからだ。

顧客に「売る力」で大きく差がつく時代

今まで階層(ヒエラルキー)によって守られていた「収入の壁」は完全に崩れ去った。

どれだけの収入を得るかは、あなたが属する会社ではなく、あなたという個人がどれだけ自分の才能を見出し、それを属する会社に、そして顧客に「売る力」を持っているかで決まる。

いつまでも売ることを避けていると、本来持っているあなたの才能が磨かれず、世の中にも活かせない。

あなたが「売る力」を活用しないのは、世の中にとって大きな損失なのだ。

私は、今まで2万人を超える経営者、起業家を育ててきた経験から断言するが、「売る力」は人間誰しもが持っている、自然な力なのだ。

その本質は、出会った相手の中に才能を見出し、自分が提供できる価値とつないでいくコミュニケーション能力にあり、それは「言葉の使い方」で決まる。

この能力は、AIにはできない領域なのだ。

あなたの弱気をぶっとばし、世界をぶっとばす力

今までは、個人が生きていく上では、会社が必要だった。

しかし、これから会社が成長し続けるためには、会社にしがみつく個人ではなく、稼ぐ力を持った、自立した個人が必要になった。

だから、売る自信がないというあなたの弱気をぶっとばすために書いたのが『【スーパーパワーアップ版】稼ぐ言葉の法則』だ。

そして同時に提供するのは、新しい時代に向けて、自分を輝かせ、会社を甦らせ、世界をぶっとばす力だ。

売ることにしっかりと向かい始めることで、あなたの真の才能が浮かび始める。

それは、言葉の使い方を、ほんの少しだけ、変えることから始まる。

そうすることで、この先AIがどれだけ進化しようとも、あなたはあなたらしく自信を持って生きていけるのだ。

(本稿は『【スーパーパワーアップ版】稼ぐ言葉の法則 ── 貧す人が稼ぐ人に変わる「売れる法則85」』の一部を抜粋・編集したものです)