米金融大手ゴールドマン・サックスは手数料収入を増やすため、一般投資家に着目している。これまで富裕層だけに提供してきた高度な投資戦略の一部を、ロボアドバイザー「ベターメント」の顧客にも提供する計画だ。ゴールドマンは、一般投資家向けに節税に役立つポートフォリオを構築する。リスクが非常に低い銀行口座から、よりリスクの高い債券ETF(上場投資信託)に資金を移してもらうこともその一つだ。これらのETFは米短期国債、地方債、投資適格社債に投資する。ゴールドマンは長年、機関投資家や富裕層向けに、税務上有利になる投資ポートフォリオをカスタマイズしてきた。富裕層とは平均約7000万ドル(約110億円)の資産運用を任せる顧客と定義される。
ゴールドマン、富裕層向け投資戦略を一般投資家に提供へ
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