「眉毛の高さをととのえる」カンタンなケア
それでは、拙著『顔のゆがみがととのうと驚くほどきれいな私が現れる』で紹介している「眉毛の高さをととのえる」ケアをお伝えします。次の画像を見ながら、ぜひ実践してみてください。
STEP1:前頭筋(ぜんとうきん)をこぶしでほぐす
①眉の上にこぶしを当て、生えぎわに向かってグルグル
左右の眉の、すぐ上にこぶしを当て、10秒間、円を描くようにマッサージ。続いて、おでこの中央あたり→生えぎわの近くにこぶしを動かし、それぞれ10秒、グルグルとマッサージします。
②後頭部まで細かくグルグルする
そのまま両手のこぶしを頭頂部、そして後頭部に当て、円を描きながら10秒ずつほぐします。場所は大まかでもOK。気持ちいいところをマッサージしましょう。
STEP2:眉毛下制筋(びもうかせいきん)を親指でプッシュ
①親指以外の4本の指を組み、親指を眉頭の下あたりに当てる
両手を組み、親指2本だけを立てます。立てた親指を、眉頭の下のくぼみに差し入れてください。親指のはらで、鼻筋を押さえるイメージです。腕を持ち上げていると疲れてしまう場合は、両ひじをテーブルなどにつき、頭を下げてセットするとやりやすいでしょう。
②上下にゆらす
眉頭のくぼみに当てた親指を、軽く押さえながら上下に動かし、グリグリと30秒間プッシュします。この筋肉はこっている人が多く、つい力を入れたくなりますが、ここでの目的は筋肉をほぐすこと。あくまでも「イタ気持ちいい」程度の力加減で、やさしく筋肉をほぐしましょう。
STEP3:皺眉筋(すうびきん)を小刻みにゆらす
①眉に沿うように3本の指をセットする
人差し指、中指、薬指の3本を眉のすぐ上、眉に沿うように並べてセットし、「皺眉筋」を軽く押さえます。3本の指に、同じくらいの力がかかるようにしましょう。親指と小指は軽くそえるだけでOK。
②上下に小刻みにゆらす
3本の指を、上下に30秒間、小刻みにゆらします。大きく上下させなくてもいいので、皮膚の奥の筋肉をしっかりと動かす意識で行いましょう。
3つの筋肉の硬さの左右差が解消されるだけで、多くの方の眉毛の高さが揃ってくるはずです。
まずは1日3回2週間、ぜひケアを続けてみてくださいね。
BIKOTSU ZERO院長・ゆがみ整体師
整骨院・リラクゼーションサロンを経て、整形外科リハビリ室での勤務も経験し、体の悩みと向き合いながらクライアントを改善へと導いてきた。さまざまな技術を習得し18年間に延べ6万人以上を施術。柔道整復師や鍼灸師などの国家資格者・整体師・エステティシャンなどが技術を学ぶ学校の教科書も作成し、これまで数々の革新的な無痛小顔矯正・バキバキしない骨格矯正技術を世に送り出してきたゆがみを整える職人。