美しいスタイルになることは、多くの人が憧れるもの。
年を重ねても美しいスタイルを維持している人は、いったい何をしているのでしょうか?
書籍『顔のゆがみがととのうと驚くほどきれいな私が現れる』の著者であり、18年で6万人以上を施術したゆがみ整体師の高野直樹氏は、「いくつになってもスタイルが崩れない人」には共通点があると言います。
本記事では、「いくつになってもスタイルが崩れない人が日常でやっていること」を高野氏に聞きました。

「いくつになってもスタイルが崩れない人」がやっていることPhoto: Adobe Stock

いくつになってもスタイルがいい人の共通点

 いくつになってもスタイルがいい人には共通点があります。それは、ジムやヨガ、ピラティスに通っていることではありません。

 スタイルがいい人は「日常での姿勢」をつねに意識しています。

 では、具体的に何を意識するとよいのでしょうか。

 ポイントは4つです。いきなりすべてを意識するのが難しい人は、ひとつずつで構いません。ご自身のペースではじめてみましょう。

①頭の位置を意識する

 できる限り、頭を前に突き出す時間を減らしましょう。無理に後ろに引くのではなく、「突き出さない」ことが重要です。

 これを意識することによって、肋骨が引き上がり、バストが下がりにくくなるため、体の構造的に肩が内側に入らなくなります。つまり、猫背になりにくくなります。

②こまめに胸をそらす

 次に、こまめに胸をそらしましょう。

 これを意識すると、肩が広がり、左右の肩甲骨(けんこうこつ)どうしの距離が縮まるので、天使の羽とも呼ばれる、肩甲骨が浮き出たきれいな背中のシルエットを維持できます。