ジョー・バイデン米大統領の大統領選からの撤退表明を受け、カマラ・ハリス副大統領とその側近が大口献金者の支持固めに動いている。ハリス氏と夫のダグ・エムホフ氏は21日、これまでもハリス氏の政治キャリアを支えてきた複数の富豪と非公式に協議した。ハリス氏のチームも献金者や支持者に文書を送付し、同氏が民主党からの指名を「獲得し勝利する」準備ができていると伝えた上で、党が団結してドナルド・トランプ前大統領を打ち負かすのに最適な状態にあると表明した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認したこの文書は、同氏が20カ国以上を訪れたことや150人以上の首脳と会談したことに言及。また、民主党内でも人工妊娠中絶の権利擁護を巡り大きな役割を果たしてきたと述べた。さらに、世論調査では無党派層からのハリス氏への支持がトランプ氏を上回っているとも指摘している。
ハリス氏、民主党の大口献金者の支持固める
リンクトイン創業者や著名投資家ソロス氏が支持表明。一方で、開かれた党大会を求める声も
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