お酒を飲むときに
気をつけたいことは?

夜の代謝アップ術

 仕事帰りにスポーツジムに通うのであれば、筋トレを中心に行いましょう。筋トレは筋肉量を増やし、基礎代謝の底上げをしてくれます。

 夜は活動が休止モードになるため、夕食はしっかり噛んで代謝アップすることが大切です。よく噛んで食べることで、食事をするときに消費するエネルギーの「食事誘発性熱産生」が働きます。朝食と昼食で取れなかった栄養素を中心に、主食、主菜、副菜を揃えて。ただし、食べ過ぎには注意しましょう。

 お酒には利尿作用があります。体が脱水状態になると代謝が下がるため、お酒を飲む際には水をチェイサーに。ビールや日本酒、ワインなどの醸造酒は糖質を含むので飲み過ぎには気をつけたいですが、赤ワインに含まれているポリフェノールには抗酸化作用があり、前述のように、代謝に関わるミトコンドリアを酸化から守ってくれるという利点もあります。

 最後に、深い眠りにつくことで日中の代謝が上がりやすくなるため、睡眠も大切です。お風呂では湯船につかり体を温め、深部体温が下がり始める60~90分後くらいに寝床に入ると、スムーズに寝ることができます。

 夏場でも代謝が下がらないよう、1日を通して代謝がアップする生活習慣を身につけましょう。