「私って存在感なさすぎ…?」悩めるリーダーが習得すべきたった1つのスキル写真はイメージです Photo:PIXTA

存在感を高めたいというビジネスパーソンは多い。しかし、存在感ほど、捉えどころがないものはない。存在感を高めるにはどうすればいいのか。実は、重要な「コアスキル」がある。(モチベーションファクター代表取締役 山口 博)

存在感は天性のもの?答えはNO!
「スキル」があれば存在感は高まる

 職位が上げればあがるほど、存在感を発揮したいと思う人が多くなる。しかし、この存在感というものは、漠然としたイメージでしかなく、それを高めるために何をどうすればよいかについては、見当がつきにくい。

 存在感を高めたいという人に、どういう姿をイメージしているのか聞くと、「ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズのように、会場を縦横無尽に歩き回って、聴衆を次々と引き付けたい」という答えが返ってくる。

 一方で、「存在感は地位や財力に比例して高まるので、小手先のスキルでは高まらない」「持って生まれた天性のもので、後天的に身に付くものではない」とあきらめている人もいる。

 私は20年来、さまざまな企業のビジネスパーソンに参加いただき、動作と話法の発揮力をその場で高める能力開発演習プログラムを実施してきた。そうした中で、「これさえ発揮できれば、存在感が格段に高まる」というコアスキルがあることが分かった。