米電気自動車(EV)大手テスラの業績は、直近の四半期(4-6月期)に実際よりもずっと悪くなる可能性があった。利益が前年同期比45%減少した4-6月期(第2四半期)、テスラは損益計算書の内容を改善する強力な武器の恩恵を受けた。環境規制クレジット(温室効果ガス排出枠)だ。23日の同社の説明では、テスラの4-6月期利益の半分超に相当する記録的な額の収入は、排ガス規制をクリアするためにこうしたクレジットを利用するライバルの自動車メーカーに、排出枠を売却したことによるものだった。この金は、本質的には純然たる利益で、厳密には補助金ではない。テスラはもっと正確に言えば、カリフォルニア州などでEVやその他の環境に優しい車の開発奨励を目的とした政府のプログラムから恩恵を受けている。
テスラの業績、支えるのは政府プログラム
4-6月期決算は排出枠売却収入が利益かさ上げ
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