菓子メーカー大手の米マースは、スナック・加工食品大手ケラノバ買収に向けた交渉が進んだ段階にある。関係筋が明らかにした。間もなく合意に達する可能性があるという。一般的な買収プレミアムを含めると、ケラノバの価値は約300億ドル(約4兆3900億円)と評価される可能性があり、そうなれば今年これまでの買収案件で最大級の規模となる。ケロッグから昨年分離したケラノバの時価総額は約220億ドル。同社はプリングルズやチーズイットのほか、国際的なシリアルブランドの製品などを販売している。非公開企業のマースは、M&M’Sやスニッカーズなどのブランドを販売している。ロイター通信は4日、マースがケラノバの買収を検討していると報じた。
米マース、ケラノバ買収の交渉が進展=関係筋
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