法政大学に通う学生に聞いた「本音で一言!」

ここで、法政大生に聞いた「本音で一言!」を紹介する。

「総合的にはいい大学だと思うけど、多摩キャンパスはとにかく場所が(不便)!」(経済学部生)

「長く続いていた市ヶ谷キャンパスの工事が終わり、ピカピカの近代的な建物で学べるのはうれしい」(経営学部生)

「北海道から沖縄まで、全国各地から学生が集まっている。個性的な人もいるが、人間関係はいい」(法学部生)

「一般入試で入学した人の中には、早慶の滑り止め受験の人と実力相応の人、ダメ元で受けた人の3種類がいる」(経営学部生)

「有名な先生がたくさんいて、多彩な講義が受けられる」(経営学部生)

「学科棟が他の学部と離れていて、孤立ぎみだが結束している」(デザイン工学部生)

「多摩キャンパスは山の中にあって、とても都内とは思えない。“陸の孤島”とか“法政山”と言われている」(社会学部生)

「チャラい人はほとんどいない。オタクにとってはけっこう居心地がいい」(情報科学部生)

 お気づきの通り、法政大生はキャンパスについてのコメントが他大学に比べて非常に多い。この理由は市ヶ谷キャンパスが東京のど真ん中にあるのに対し、多摩キャンパスと小金井キャンパスの2つが比較的郊外にあるからにほかならない。

 同じ大学内でもキャンパスで生活環境がガラッと変わるため、法政大が気になっている受験生は学部と同じくらいキャンパスも考慮したほうがいいだろう。これは市ヶ谷がいいという話ではなく、合うほうを選んでほしい。多摩キャンパスと小金井キャンパスは法政大生による生態系ができていて、一人暮らしなどをするには非常に楽しそうだ。

 ちなみに都心のど真ん中にある市ヶ谷キャンパスも最寄駅からは地味に距離があるので要注意。