書影『新NISAで始める!年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資』(クロスメディア・パブリッシング)『新NISAで始める!年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資』(クロスメディア・パブリッシング)
配当太郎 著

 大地震や大型台風などの天変地異によって経済活動がストップしたり、リーマン・ショックやコロナ・ショックのような予期せぬアクシデントが起こることもあります。

 世界情勢や景気の変化によって、企業の業績が急下降することも普通にありますが、そうした事態が起こっても、企業努力によってタフに切り抜けるような底力と実績のある企業を選ぶことが大切です。

 その代表的な銘柄として、私の第1弾の著書『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』では、時価総額1兆円を超える圧倒的な「稼ぐチカラ」を持つ15の注目企業を紹介しましたが、これらの企業は現在も安定した業績を維持しています。

「この企業の株ならば、一生、持ち続けられるな」と思えるような企業を選んで、自分の懐事情と相談しながら、淡々と株を買い進めて持ち株数を増やし、それを辛抱強く持ち続けることが、新NISAを活用して配当株投資を成功させる秘訣です(図3参照)。

図3:有力企業の株を「買い増す」+「売らない」ことが大事同書より転載 拡大画像表示

 自分が信頼できると思って買った企業の株を、ガッチリとホールド(保持)することを、私は「ゴリラ握力」と呼んでいます。

 配当株投資では、有力企業の株を買い進めて持ち株数を増やすことと同じくらい、ゴリラ握力で保持し続けることが大切です。