【これなら親を傷つけない】原因を探る声かけとは?

【OK声かけ】
ごめんね! もしかして、味つけが薄かったかな?

 原因を探る声かけとは、たとえば「ごめんね! もしかして、味つけが薄かったかな?」などです。このように聞くと、箸が進まないのを「味つけのせい」にできるため、親の本音を引き出すことができます。

 箸が進まないときには、さまざまな要因が考えられます。たとえば、指・手・腕・肩・首などに痛みや違和感があると、箸の進みが悪くなることがあります。

 ほかにも「食材が滑ってつかみにくい」ということがあるかもしれません。入れ歯の具合が悪かったり、あごや舌の力が弱って噛み切れなかったりすることもあります。それに、そもそも満腹なだけかもしれないですよね。

 まずは「原因を探るための一歩」となるような声かけをしてみてください。問題解決の糸口をつかめるはずです。