「自己肯定感があがった」「積極的になった!」「もじもじしなくなった」「楽しそうに問題を解いている」「宿題をやらない子が集中している姿にびっくり」「大人にも脳トレで使える!」――ゆっくりやれば答えられる問題を、最短1秒でパッ! パッ! と答えていく「1分間瞬読ドリル」シリーズ。ついに第三弾! 右脳でイメージしたものを左脳で言語化、これを瞬時にやるのが「瞬読」の特徴。正しい答えを導くのがゴールではなく、答えが1つとは限らないのも特筆すべき点。パッと見てすぐ答えることで、「記憶力」「集中力」「発想力」が磨かれます!
従来のシリーズの「1分」から「10秒」に短縮したことで、離脱することなく、達成感を持続。イラストもふんだんに盛り込んで楽しさ10倍増。間違っても楽しい!笑いが止まらない魔法のドリル『10秒間こども瞬読ドリル』――大人になってから必要なスキルが一気に身につきます!(取材・文/狩野南 構成/ダイヤモンド社・武井康一郎)

長時間、勉強している子より成績がいい子の特徴とは?Photo: Adobe Stock

あなたの集中できる時間はどれくらいですか?

 仕事や勉強など、何かに集中できる時間はどれくらいだと思いますか?

 よく言われているのは、20分から30分間くらいだと思いますが、私は、それでは長すぎると感じています。私の答えは「15分間」です。

 もちろん、より長い時間集中できたらいいですが、どうしても時間とともにパフォーマンス力は落ちていくでしょう。それなら、集中力を高めて、30分間かけてやっていたことを15分間でやる。そのほうがはるかに効率がいいです。

 私の経営する学習塾のこどもたちを見ていると、塾で長い時間、勉強している子よりも、部活をやっていて遅れて来た子のほうが成績がいいことがよくあります。これは、仕事でも同じです。短い時間に集中して作業したほうが成果が上がり、周囲に差をつけることができるのです。

 集中力を高めるコツは、「時間を区切ること」です。

 何かをするとき、試しに1分間と時間を区切ってみてください。タイマーを使ってもかまいません。どんなに気が散りやすい人でも、1分間ならほかのことを考えずにその世界に入っていけるはずです。

『10秒間こども瞬読ドリル』は、1ページ10秒で答えを出していくドリルです。1分よりもさらに短い時間ですが、これだけ短く時間を区切るからこそ、集中力も驚くほどアップします。毎日、パラパラとめくっているだけでもいいのです。その積み重ねで自然と集中する感覚が養われます。

(本記事は、『10秒間こども瞬読ドリル』著者へのインタビュー記事です)