「こんなドリル、これまでなかった!」――ゆっくりやれば答えられる問題を、最短1秒でパッ!パッ!と答えていく「1分間瞬読ドリル」シリーズ。第三弾はこども向け!右脳でイメージしたものを左脳で言語化、これを瞬時にやるのが「瞬読」の特徴。正しい答えを導くのがゴールではなく、答えが1つとは限らないのも特筆すべき点。パッと見てすぐ答えることで、「記憶力」「集中力」「発想力」が磨かれます!
従来のシリーズの「1分」から「10秒」に短縮したことで、離脱することなく、達成感を持続。イラストもふんだんに盛り込んで楽しさ10倍増。間違っても楽しい!笑いが止まらない魔法のドリル『10秒間こども瞬読ドリル』――大人になってから必要なスキルが一気に身につきます!(取材・文/狩野南 構成/ダイヤモンド社・武井康一郎)
勉強嫌いが、遊びながら頭がよくなる
「勉強が嫌い」――こどもから大人まで、あらゆる人から聞く言葉です。
逆に言えば、「勉強が好き」と言う人は、なかなかいないのではないでしょうか。私は長年学習塾を経営していますが、「勉強が好き!」というこどもには、これまでほとんど会ったことがありません。
なので、安心してください!
ただ、勉強は嫌いでも、人は、興味があること、楽しいことなら続けることができます。
私自身、勉強はあまり好きではありませんが、今、「英語を勉強したい」という意欲を持っています。それは、海外に行ったときにいろいろな人とコミュニケーションをとりたいと思ったからです。自分の興味や関心があることは、誰でも積極的に知りたいと思うものです。
大人の勉強は自ら選択できますが、こどもにとっては、勉強は避けては通れない必須のもの。それならば、「嫌い」「つらい」ではなく、「楽しい!」「できた!」という気持ちにさせてあげましょう。
大事なことは、こどもがどんな答えを出しても、「そんな答え、どうやって思いついたの?」「すごいね!」と褒めてあげることです。そういうコミュニケーションをとっているなかで、「こういう問題が好き」「自分はこの分野が得意なのかも」と、気づきがあるはずです。
好きなもの、得意なものが見つかったら、「これなら勉強もできそう」という気持ちになり、自信もついていくでしょう。
『10秒間こども瞬読ドリル』は、すべての問題がゲームのように楽しみながらやれるように設計。正解を求めるようなドリルではなく、答えも一つではありません。きょうだいや友達など、複数人でワイワイ楽しめるような環境でやると、より良いですね。そして、教え合ったり、ヒントを出し合ったりするうちに、「お互いに頑張ろう!」という気持ちが湧いて、モチベーションもアップします。正解があるドリルではないからこそ、得意なこと、好きなことを伸ばせるのです。ぜひ、未来につながる「タネ」を見つけてください。