ジョー・バイデン米大統領が再選を断念し、民主党大統領候補としてカマラ・ハリス副大統領を支持すると表明してから数時間以内に、アーメド・エルディン氏はインスタグラムのアプリを開いた。親イスラエルのロビー団体「米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)」でハリス氏が行った演説の動画と、ハリス氏がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と並んで立っている日付のない写真を投稿するためだ。パレスチナ系の元ジャーナリストであるエルディン氏は「カマラへの圧力を強める時が来た」と約110万人のフォロワーに訴えた。それ以来、イスラエルとハマスの戦争に対するハリス氏の立場を細かく調べ、同氏がパレスチナ自治区ガザでの暴力行為を支持していると批判するコンテンツが、エルディン氏のSNSアカウントに日常的に投稿されるようになった。
親パレスチナ派インフルエンサー、ハリス氏に圧力
バイデン政権のイスラエル支持をハリス氏と結び付けるSNS投稿も
有料会員限定
あなたにおすすめ