さらにカレル橋がかかるヴルタヴァ川には、好天に恵まれたこともあって多くの貸しボートが繰り出していたのだが、中にはクラシックカーを模したデザインのものも含まれていて、道ゆく人たちを驚かす。これも、きっかけはちょっとしたイタズラ心だったのだろう。
古都で遭遇した、Yahoo! Japanのアクセスブロック
異変に気付いたのは、スマホにYahoo! JAPANからの通知が届いてニュースページにアクセスしようとしたときだった。ヨーロッパ(厳密には、EEAこと欧州経済領域+イギリス)では、Yahoo! Japanのサービスが利用できない旨のメッセージが表示されたのである。
以前、Yahoo! JAPANはこの制約について告知したことがあり、ヨーロッパへの渡航者に注意を促していた。しかし、現地でこのメッセージを目の当たりにするまで、筆者もほとんど気に留めていなかったといえる。
しかし、最も違和感を覚えたのは、サイトにアクセスできない理由の核心となる部分には触れずに「欧州経済領域(EEA)およびイギリスのお客様に継続的なサービス利用環境を提供することが困難である」と判断したという説明で済ませている点だ。FAQでも「今まで利用できていたのに、なぜ利用できなくなるのですか?」との質問に対して「欧州経済領域(EEA)およびイギリスでサービスを利用いただける環境を継続的に提供することが困難になったためです。」と繰り返すのみで、なぜ困難になったのか、本当の理由は語られていない。