英語とは縁遠い新潟の片田舎で生まれ育ち、勉強はからっきし苦手。とくに英語は、be動詞も理解していなかった。それでも大学を受験。偏差値38の学部を2つ受験するも、どちらも不合格……。それがいまやネイティブや帰国子女に間違われるほど英語を操り、YouTubeタロサックの海外生活ダイアリーTAROSACでさまざまな国籍の人々にインタビューしまくっている。いったい、どうやって英語力を身につけたのか? 初の著書『バカでも英語がペラペラ! 超★勉強法 「偏差値38」からの英会話上達メソッド』(ダイヤモンド社)で、超効率的な勉強法を初公開! 本書より一部を抜粋・編集し、夢を叶えたとっておきのコツを全部教えます!

【95万フォロワーの人気YouTuberが教える】日本人が間違いやすい英文法[初級編]Photo: Adobe Stock

日本人が間違いがちな英文法とは?
Typical grammatical mistakes that Japanese learners tend to make.

日本人に多い英文法の間違いを紹介しておきましょう。

【初級編】感情を表す動詞の形容詞的使い方
for elementary level

自分が「退屈だ」と思う気持ちをいい表すとき、I am boring.(私は退屈な人だ)という人が少なくありません。しかし、これだと「自分はつまらない人間だ」といっているようなものです。

boringは、bore(退屈させる)という動詞からきていています。退屈だと思う状況や人に対して、This movie is boring.(この映画はつまらない)とか、She is boring.(彼女は退屈な人だ)のように使います。

その映画や彼女自体が現在、人を退屈させているからですね。

受け身で感情を表現する
動詞の形容詞的用法

自分や人が「退屈している」という気持ちを表すときは、なにかに「退屈させられている」のでI am bored.(退屈だ)、He is bored.(彼は退屈している)と受け身の表現にします。

同じように受け身で感情を表現する動詞の形容詞的用法には、

◎ I am excited.(興奮した)
× I am exciting.(自分はエキサイティングな人だ)
◎ I am surprised.(驚いた)
× I am surprising.(自分は人をビックリさせる)
◎ I am interested.(興味がある)
× I am interesting.(私は興味深い人間です)
◎ I am tired.(疲れた)
× I am tiring.(自分は人を疲れさせる)
◎ I am confused.(混乱した)
× I am confusing.(私は混乱を招く人です)

─などがありますから、お間違いなく!

※本稿は、『バカでも英語がペラペラ! 超★勉強法 「偏差値38」からの英会話上達メソッド』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。