英語とは縁遠い新潟の片田舎で生まれ育ち、勉強はからっきし苦手。とくに英語は、be動詞も理解していなかった。それでも大学を受験。偏差値38の学部を2つ受験するも、どちらも不合格……。それがいまやネイティブや帰国子女に間違われるほど英語を操り、YouTube「タロサックの海外生活ダイアリーTAROSAC」でさまざまな国籍の人々にインタビューしまくっている。いったい、どうやって英語力を身につけたのか? 初の著書『バカでも英語がペラペラ! 超★勉強法 「偏差値38」からの英会話上達メソッド』(ダイヤモンド社)で、超効率的な勉強法を初公開! 本書より一部を抜粋・編集し、夢を叶えたとっておきのコツを全部教えます!
日本人が間違いがちな英文法とは?
Typical grammatical mistakes that Japanese learners tend to make.
日本人に多い英文法の間違いを紹介しておきましょう。
●【上級編】否定疑問文に対しての「yes」と「no」の返事
for advanced level
たとえば、日本語で「今日は学校に行かなかったの?」と尋ねられたとします。学校に行っていなければ、「うん(Yes.)」と答えるでしょう。
これをそのまま英語に当てはめると、“Didn't you go to schooltoday?” ➡ “Yes.” となりますが、これは間違った表現です。
日本語では相手の質問に対して、肯定(はい)、否定(いいえ)で答えますが、英語では、どのような形で質問されたとしても、自分の答えが肯定であれば「yes」、否定であれば「no」なのです。
自分はどうなのか?
(肯定か否定か、yesかnoか)
つまり、“Didn't you go to school today?” と聞かれて、もし学校に行っていなかったらNo, I didn't.(いいえ、行きませんでした)となり、学校に行っていたらYes, I did.(はい、行きました)となります。
いくつか例文をあげてみましょう。
No, I don't.(仕事じゃないわ)
Aren't you tired?(疲れてないの?)
Yes, I am.(疲れてるよ)
Can't you cook?(料理できないの?)
No, I can't.(できない)
聞かれた質問が肯定文でも否定文でも、自分はどうなのか(肯定か否定か、yesかnoか)を答えるのがポイントです。
※本稿は、『バカでも英語がペラペラ! 超★勉強法 「偏差値38」からの英会話上達メソッド』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。