レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは25日、複数のロケット弾を使ってイスラエルを攻撃した。同組織のハッサン・ナスララ最高指導者は同日、7月にレバノンのベイルートで幹部が殺害されたことに触れ、今回の攻撃で報復は終了したとしつつ、レバノン国民に対し「一息つくこと」ができると述べている。ヒズボラ幹部殺害の数時間後、イランの首都テヘランではイスラム組織ハマスのイスマイル・ハニヤ氏が殺害された。イラン政府も「痛みを伴う報復」を行うと表明していることから、現在は同国に注目が集まっている。ヒズボラによる今回の攻撃に対し、ハマスやイランから支援を受けるイラクの民兵組織は祝辞を贈っている。またイエメンの親イラン武装組織フーシ派は攻撃をさらに実施するよう呼びかけた。
ヒズボラの対イスラエル報復、イランに注目集まる
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