声トレ写真はイメージです Photo:PIXTA

アメリカの歴代大統領は、リーダーにふさわしい説得力のある声を身につけるために「プレジデント・ボイストレーニング」を受けるという。いい声で話せば印象は良くなり、人間関係の改善や年収アップ、さらには正しい呼吸や発声を習得することで健康維持やダイエットにまで効果があるのだ。「いい声」を手に入れるためのメソッドを、ボイストレーニングのプロが伝授する。本稿は、秋竹朋子『年収の9割は声で決まる!なぜ、「一流の人」は、みんな「いい声」をしているのか?』(清談社Publico)の一部を抜粋・編集したものです。

延べ4万人に指導してきた
 ビジネスに役立つ「声トレ」

「ボイストレーニング」「ボイトレ」。日本では、多くの人が「ボーカルレッスンの一環として行う基礎トレーニング「という認識を持っているのではないでしょうか。また、「歌手や役者など、声を使う芸能人のためのもの」というイメージも強いはず。

 しかし、海外では、ボイトレは「歌う、演じる」ためだけでなく、「話す」ためにも行うものというとらえ方が一般的。

 アメリカの歴代大統領は、一国のリーダーにふさわしい説得力のある声を身につけるため、「プレジデント・ボイストレーニング」を受けているといいます。

 イギリス元首相のマーガレット・サッチャーは、もともと甲高い声の持ち主でしたが、ボイトレを受けて威厳のある低い声をマスターしたというエピソードが映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』にも描かれています。

 歌うため演じるためのボイトレも、話すためのボイトレも基本は同じ。正しい呼吸法や姿勢をマスターし、「いい声」を「体に負担なく」出すことがベースになっています。

 この基礎的なトレーニングを、より実生活に、とくに「ビジネス」に役立つようにアレンジしたのが、これまで延べ4万人に指導してきた秋竹式の「声トレ」です。

「発声のしくみを知り尽くして考案されている。医学的理論にもかなった非常に合理的なトレーニングです」(東京医科大学病院耳鼻咽喉科教授・渡嘉敷亮二氏)

「音声分析の結果、トレーニング後は、明らかに人の耳に聞こえやすい数値に変わりました」(東京工科大学メディア学部メディア学科教授・相川清明氏)

 耳鼻咽喉科の医師や音声工学の専門家にも認められている「声トレ」のメソッドを十二分に活用し、あなたもいい声を手にしてください!

「声トレ」は大きなリターンが
得られる「投資」

「頭ではわかっているけれど、なかなかはじめの一歩が踏み出せない」

「せっかく始めたのに、成果が出る前にやめてしまった」