25年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑！』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑！2025』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。（本記事は2023年12月時点に執筆した『大学図鑑！2025』をもとにしています）
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広島大学はこんなところ！
まじめで保守的。関東の私大生のような鬱屈や自虐はなく、良くも悪くも現状に満足し自信がある。学生同士の仲は良い。服装は地味めで、機能を重視する傾向。
「ひろだい」と言えば、東北では弘前大だが、中四国では断然広島大だ。「教育の広大」と目されてきたが、その特徴も薄れがち。
広島市内にあったキャンパスを1982年より東広島に順次移転して以降、文系の偏差値は競合となる関西の私大などに対しじりじり低落傾向。しかし、中四国での知名度は高く、「お得感」は高いかも。
医・歯・薬以外の学部は東広島キャンパス周辺で生活が完結するため、勉強なりスポーツなり好きなことに打ち込み、学生同士の仲も良く、すくすくまっすぐ育っている。
「広島市街まで遠い。時間も労力も交通費もかかり、なかなか遊びに行けない」（教育学部生）との声も。
