タレントのMEGUMIさんはグラビアタレント時代、年の3分の2を南国で過ごし、肌は乾燥でくすみ放題、クッキリとほうれい線が刻み込まれていました。当時、ついたあだ名はなんと「ほうれい」。しかもそれを隠そうとメイクは濃くなる一方、負のスパイラルが顔面に沸き起こってしまっていました。でもMEGUMIさんはここで一念発起「美容をガチでやろう!」と決めました。その結果、テレビで観るMEGUMIさんは、最近キレイになったと話題です。本連載ではMEGUMIさんが10年間で1000以上の美容法を試した中から、ほんとうに効いたものだけを書いた、2023年に続き2024年上半期も一番売れた美容本(※1)『キレイはこれでつくれます』からキレイのコツを特別公開いたします。(構成 石塚 理恵子/ダイヤモンド社
1 2023年 年間、2024年 上半期ベストセラー第1位(単行本実用書 トーハン調べ/単行本実用 日販調べ)

【MEGUMIが教える】「なんとなくだるい」をパッカーンと解消する“すごい方法”Photo by 217..NINA

瞑想で心を「からっぽ」にする

 心のために私が味方にしているもの。それは「瞑想」

 瞑想をして心をととのえると、つらいことがあってもそれを客観的にとらえられるし、人に会ってもいい感じの自分でいられます。

瞑想のしかた

 やり方はいろいろですが目をつぶって呼吸に集中する瞑想は、朝と夕方の2回、空腹時に行うのがいいと言われています。

 このとき「究極の瞑想」(アプリ)や、YouTubeでナビゲートしてもらうと初心者でもはじめやすいと思います。

 時間はなるべく20分を目指して行いますが、難しければ3~5分で終わらせることも。

 朝、瞑想のあとリビングを水拭きすると、「こんなに気持ちがいいんだ!」というくらいサッパリして、頭もクリアになります。

やればやるほどクリアになる

 最近、私がはまっているのが、ネパール出身のニーマル・ラージ・ギャワリ先生の瞑想メソッド。

 先生は9歳からヨガをはじめ、15歳から王族や政府要人にヴェーダ哲学や瞑想を指導していたという人。

 私は瞑想で思考を遮断するのが苦手だったのですが、ニーマルメソッドでは「次はこの指をこの指に変えて」「次は……」と、やることをどんどん指示されるので瞑想に入りやすいと感じています。

 やればやるほど頭の中が「パッカーン」とクリアになって精神的にも落ちついてくる。

 私は意外と心配ごとが多くて、まだ何も起きていないのに勝手に心配していることも多いのですが、それが瞑想でかなり安定しています。

お寺で坐禅 

 京都に行ったときは、よく「両足院」を訪れて座禅をさせてもらいます。

 ここには伊藤東凌(とうりょう)さん(イケメン住職!)がいらして、瞑想に導くのがすごく上手。

 400年前のお庭を愛でながら坐禅をすると、お線香の香りを感じたり、風を感じたりしながらいま起きていることに自然とフォーカスできて、雑念から離れられます。

※本には、具体的な商品名店名、「キレイのコツ」が多く収録されています。