相手の「いいね」を引き出そう

 こういったケースでは、親が思わず「いいね。行こう!」と思えるような声かけができたらベストです。

 たとえば「おいしいイタリアンのお店ができたんだって! 一緒に行かない?」などです。この声かけでは「一緒に遊びに行きたい」という子ども自身の気持ちがまっすぐに伝わります。「誘ってあげている」といった上から目線でないため、相手を不快にさせません。

 親子といえども「親しき仲にも礼儀あり」です。気持ちよくYESを引き出せるような言葉を心がけてみてください。親子の絆がさらに深まるでしょう。

 歳をとっても仲のいい親子は、親も子もこういったちょっとした言葉遣いが上手な印象があります。思わず、「いいね」と答えてしまうコツをお互いに熟知しているのでしょう。

「一緒に買い物にいかない?」「映画についてきてくれない?」など、その種類はさまざまです。正解は皆さんが一番知っているでしょうから、これだという声かけをしていただけると幸いです。