赤ちゃんを世話する母親と掃除ロボット写真はイメージです Photo:PIXTA

将来の生活のために食費を削って、娯楽を控えて……と何でもかんでもストイックに節約しているとストレスが溜まり、今の人生がつまらないものになってしまう。10年間で節約だけで貯蓄3000万円を達成したぴーち氏が、これから節約を始めようとする人に向けて“力の抜きどころ”と“お金のかけどころ”を指南する。※本稿は、4人家族の主婦ぴーち『ストレスフリーで楽しく実現! 1年で300万円貯まる超節約術』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。

思い立ったらすぐに行動
その日から節約開始!

 私は節約術をYouTubeやブログで紹介していますが、そうした節約術を見ても「私にはできない」「長続きしない」「どうせ大した額は貯まらない」などと考え、お金を貯めたいと思ってもなかなか踏み出せない人もいるようです。

 私が、お金を貯める上で一番効果があったのは、とにかく何かしらの行動をすることでした。まず図書館で何十冊も節約本を読み、収入アップのために2度の転職をして、すき間時間にはコツコツとポイ活やメルカリでのせどりに取り組んでいました。このようにとにかく行動したことが、貯金を増やしてこられた最大の理由です。

「行動しなければ失敗は100%ない。でも成功も100%ない」という私の好きな言葉があります。失敗を恐れていたら成功する日はやってきません。

 二の足を踏んでいる人がモチベーションを上げるためにやりがちなのが、まず気分が上がるかわいい家計簿や文房具をそろえたり、ネットでオススメの節約グッズをいろいろと購入したりすること。小銭貯金もしたいからと貯金箱を買う人もいるかもしれません。これらはNG行動の典型です。