米司法省はコンピューター・サーバー製造大手スーパー・マイクロ・コンピューターを調査している。空売りで知られる投資会社ヒンデンブルグ・リサーチが同社の問題を指摘するリポートを出したことを受けて調査を開始した。複数の関係者が明らかにした。調査は初期段階にある。サンフランシスコの連邦地検の検事は先ごろ、関連情報を知るとみられる人物に連絡を取った。この検事が求めた情報は、スーパー・マイクロの不正会計を告発した元従業員に関連するものとみられる。元従業員は4月にスーパー・マイクロと最高経営責任者(CEO)を相手取り、内部告発訴訟を提起した。スーパー・マイクロの広報担当者と同地検の報道官はいずれもコメントを控えた。