米半導体大手インテルが買収対象となる可能性が浮上したことで、同社の先行きに関する最も重要な疑問が陰に隠れている。それは、 3年前から取り組んでいるファウンドリー(受託製造)事業を軌道に乗せられるかどうかだ。一部の投資家はインテルに対し、赤字であるファウンドリー事業からの撤退を強く求めてきた。同社は9月、ファウンドリー事業部門を独立子会社化する方針を明らかにした。その狙いは、インテル自身の製造上の懸念事項が同部門の顧客の懸念よりも優先されることはないと顧客を安心させることで、成長を促すことにある。
インテルの受託製造事業、子会社化では不十分
ファウンドリー部門の子会社化は保険のようなもの 事業撤退が望ましい
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