「なぜ、相手の言葉や態度に、こんなに感情が揺り動かされるのだろうか?」
「自分の悲しみは、どこから来ているのだろうか?」

 その悲しみや怒りの感情の原点を探っていくと、幼少期に体験した出来事が掘り起こされていくでしょう。

 長男長女として生まれたとしたら、弟や妹が生まれてから、自分をないがしろにされた感覚を感じてしまったのかもしれません。

 次男次女で生まれたとしたら、兄や姉に比べていつもお下がりばかりだとか、自分の意見が通らないなど、自分を大事にしてもらえていない感覚が残っているかもしれません。

 その感情を書き出したりすると、自分が封印してきた感情と向き合ううちに、心の癒しが起きて、承認欲求から解放されていきます。

 他人から満たされるのを待つのではなく、自分で自分を満たすことができるようになると、「あなたはどう?」という言葉がすんなり出てくるようになるでしょう。

承認欲求と向き合っていくと自然に相手中心の雑談ができるようになります!