【YouTube総再生回数60億突破】知る人ぞ知る凄腕クリエイターが初めて明かす「圧倒的な企画力」のすべて。企画・マーケティング・クリエイター・営業職 必読のトップYouTube作家&マーケッター、初の著書『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)は、企画に悩む、すべての人に向けてノウハウを初公開している。クリエイティブな仕事の全体像を俯瞰しつつ「見えない条件文」「企画発想技12選」「構成は木」「データとの向き合い方」など、わかりやすく解説。とっつきやすい「お題」も出題され、実演しながら学べる構成にもなっており、学びになるコンテンツが満載だ。現在、約30チャンネルへ企画提供をしており、有名企業のコンサルティングやアドバイザーなどを行っている著者が、そのノウハウをPDCA(計画・実行・評価・改善)式にわかりやすく解説した本書から、一部を抜粋・編集したものをお送りする。
広告のデジタル媒体への移行は止まらない
今後も、広告におけるデジタル媒体への移行の流れは止まらないはずだ。
具体的な例を挙げると、2020年に大手化粧品メーカーの資生堂が「テレビCMをはじめとするこれまでの広告媒体への出稿を限りなくゼロに近づけ、デジタルに広告をシフトしていく」と発表した。
2023年度には、90~100%をデジタル広告に移行することを目標に掲げた。
SNSだけを使った大企業のプロモーション
実は資生堂は、2019年に「レシピスト」という20代女性向けの化粧品で、YouTube・Instagram・Twitter(現X)などのSNSだけを使ったプロモーションを行っている。
特にYouTubeでは、俳優の土屋太鳳と横浜流星が恋人同士に扮ふんした、架空のカップルアカウントをつくり、いくつもの動画を配信して好評を得た。
超有名企業「テレビCMをやめる」宣言
化粧品業界はこれまで、テレビCMを通じて認知度を高めてブランディングを行う代表的な業界だった。
そんな業界の超有名企業が、テレビCMをやめるというのは、時代が大きく変わった象徴的な出来事ともいえる。
※本稿は、『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。