その後、マスクはオンライン決済で知られるペイパル、宇宙開発企業であるスペースX、衛星インターネットアクセスのスターリンク、電気自動車のテスラなど、多くの企業を立ち上げていきます。Twitter社の買収も行い、Xと改名しています。
マスクは息子に「X A A-12」(エックス・アッシュ・エートゥエルブ)と名前をつけていますし、「X」の文字を好んでよく使うようです。このように見ると、マスクはジョブズよりも精力的に多方面で起業しており、現代の超人的なカリスマ経営者だとも言えます。
「世界を変える」を原動力に
現実を捻じ曲げて成功に導く
何年前だったでしょうか、時期も内容も記憶は曖昧なのですが、就職活動をする学生向けに「目指せ、スティーブ・ジョブズ」といった内容の広告を見かけたことがあります。
しかし、ジョブズの伝記や記録を読む限り、彼のもとで仕事をするというのは本当に大変なことだったのだろうと思わされます。