コミュ力が高い人の特徴
対して、本当にコミュニケーション能力の高い人は、言葉数は少なくとも相手が理解しやすい言葉を使うのです。
世代や職種、経験を見ながら言葉を選ぶことで、相手にストレスを与えずコミュニケーションを取ります。一緒に働く人はいちいち言葉の意味を考えなくていいですから非常に楽でしょう。
実はこれ、お笑いの世界でも同じです。
たとえば、舞台で芸人が漫才をするとき、売れる芸人は客層に合わせて言葉を変えます。客席の年齢が高ければ今どきの言葉は言い換えますし、逆に若ければ積極的に若者言葉を使います。このようにしてお客さんがストレスを感じない言葉を選ぶのです。
逆に、売れない芸人は頑なに自分の言葉づかいを変えようとしません。その結果、ネタそのものは面白いのに、お客さんの反応が悪く笑いが取れないのです。当たり前ですよね。ネタの途中に知らない言葉が出てきたら、誰もが「ん?」と思ってしまいネタに集中できません。
つまり、どの言葉を使うのかというのは非常に大事なことなのです。些細なことですが非常に重要ですので、頭の片隅に入れておいていただけますと幸いです。