【テレビやSNSで大人気】今どきのママパパに圧倒的に支持されているカリスマ保育士・てぃ先生の子育てアドバイス本第3弾『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』ができました!
テレビやSNSで大人気、今どきのママパパに圧倒的に支持されている現役保育士・てぃ先生。そんなてぃ先生のSNSには、毎日膨大な数の悩みや相談が届くといいます。
本連載では、そんなママパパたちに向けて、正論だけではない、すぐに使えるリアルな回答をお伝えしていきます。
【みんなの悩み】
子どもに愛情を伝える方法を教えてください
「愛情不足」が子どもの成長によくないと聞きます。
どうしたら愛情を伝えられますか?
【てぃ先生の答え】
条件付きの愛情は避ける
愛情を伝えることは大事ですが、それが「条件付き」になっていると、効果としては弱くなります。たとえば「○○ができたからいい子」という伝え方は、裏を返せば、それができなければいい子ではない、ということになってしまいます。
ですから、朝に起きたときや夜の寝る前に「大好きな○○ちゃん、おはよう(おやすみ)」と、特別なことがなくたってあなたのことが大好きなんだよ、という親の姿勢を見せたほうが、子どもが無条件で愛されていることを体感しやすくなります。
大人でも子どもでも、客観的に「自分の幸せそうな様子を見る」ことは、自分を肯定するうえで、精神的にすごく大事なことなんです。また、自分の笑顔の写真を見るだけで、幸福度が上がるという研究もあります。
「親子で一緒にスマホで自撮り」は超おすすめ
たとえば、親子で一緒にスマホで自撮りをしてそれをひざの上に乗せた子どもと観たり、家族で楽しく遊んでいる様子を写真に撮って飾っておくと、子どもはママパパの愛情を目で見て感じることができます。もちろん、安心感にもつながりますね。
夜、寝るときにお互いをほめ合いっこ
夜、子どもを寝かしつけるときに、
「今日、〇〇くん、ひとりでおしたくできてすごかったね」
「ちゃんと歯みがきできたね」など、
その日、その子の素敵だったところを伝えるのもいいと思います。
そのとき反対に、
「ママに素敵なところはあった?」
と子どもに聞いてみるのもいいですね。きっと子どもなりに考えて、
「ご飯おいしかった」「遊んでるときおもしろかった」
とか言ってくれると思います。
大人だって、誰かからほめてもらったらとてもうれしいもの。ママとパパでもいいし、家族でお互いほめ合いっこタイムを設けるのも素敵です。
本原稿は、てぃ先生著『子どもにもっと伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなの悩み、お助け中!』からの抜粋です。この本では、子育てがラクになって、親子とも幸せになるテクニックを紹介しています。