「けんすう」の名で発信を続ける連続起業家・古川健介氏のもとには、中高生から大人まで様々な人たちの相談が寄せられる。当連載「けんすうの頭の中」では、心のモヤモヤがスッキリ晴れる、けんすう氏の回答を紹介する。第6回は「若者から話しかけてもらいたい」と悩む37歳男性からの相談だ。
「若者から話しかけてもらいたい…」
37歳男性のお悩み
私は現在37歳で、新卒から大手企業に勤務している会社員です。
私よりも10歳以上年上の上司や先輩方を見ていると、年齢を重ねるごとに、特に若い世代から避けられる人が多くなるという印象を持っています。
この傾向には、外見の変化も大きく影響していると思います。適切な体型維持、清潔感のある服装である程度対応可能と考えています。
しかし、今回は外見ではなく、内面や人との接し方に焦点を当てて質問させてください。
私の職場でも、肩書がなければあまり関わりたくない、と感じられてしまう上司や先輩が少なくありません。このような状況で年齢を重ねていくと、会社外では居場所がなくなるのではという不安を感じることがあります。
そのため、社内外を問わず、高圧的な態度や不適切な若手いじりなど、避けるべき行動は理解しておりますが、それ以外にどのようなことができるのか、ご意見をお伺いしたいと思っています。
私自身が心掛けていることは以下の通りです。
・若手との会話についていけるよう、トレンドの情報を常にインプットする
・学びを続け、周りに知識や経験を共有できる存在になる
・常に努力を重ね、信頼される知見を持つ人材となる
・笑顔で明るく接し、自ら積極的に挨拶する
・仕事以外にも趣味やコミュニティを持ち、多様な刺激を受ける
書いてみると、「バリューがある存在であり続ける努力をする」しかない気がしてきました。
上記以外にも、心掛けるべき点がございましたら、ご教示いただけますと幸いです!