言ってることは正しいのに…「なぜか相手を怒らせてしまう人」を一発で直す方法とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

「けんすう」の名で発信を続ける連続起業家・古川健介氏のもとには、中高生から大人まで様々な人たちの相談が寄せられる。当連載「けんすうの頭の中」では、心のモヤモヤがスッキリ晴れる、けんすう氏の回答を紹介する。第7回は「トラブルに巻き込まれやすい人の特徴」について考える。

------以下、けんすう氏のnoteマシュマロに寄せられた相談・回答をお届けします------

言っていることは正しいのに
トラブル起こしやすい人っているよね?

 こんにちは!

 今日は「特に誰も悪いわけではないのに、ついついトラブルを起こしてしまう人」について書きたいなと思います。

言ってることは正しいのに…「なぜか相手を怒らせてしまう人」を一発で直す方法とは?けんすう(古川健介) アル株式会社代表取締役。学生時代からインターネットサービスに携わり、2006年株式会社リクルートに入社。新規事業担当を経て、2009年に株式会社ロケットスタート(のちの株式会社nanapi)を創業。2014年にKDDIグループにジョインし、Supership株式会社取締役に就任。2018年から現職。会員制ビジネスメディア「アル開発室」において、ほぼ毎日記事を投稿中。

 友達とも話していたのですが、言っていることは正しいのに、なんか相手の気に触ってしまうタイプの人っているよね、というのを最近感じています。

 書いたからと言って何か解決するわけではないんですけれども、もしかして自分でそういうタイプかも?と考えたり、あの人ってそういうタイプだよな…っというのを気付けることで、対応を変えたりするのに役立つかなと思ったのです。

 例えば「あの仕事、どうなった?ちゃんとやってるの?」みたいにAさんに注意したとします。

 しかし、実は上司がそれより以前に他の人に依頼しているのを忘れていて、Aさんが怒られるのは筋違いだったりします。こういうことってたまにありますよね。

 それに対してAさんが「あ!いや、それって確かBさんに頼んだやつですよね。私じゃないんですよ!」みたいな感じですごく軽く伝えると、「ごめんね。間違えたわ!」みたいになって、すぐに解決するようなものだったりします。

 しかし、それに対して同じような内容を言っているけど、めちゃくちゃに相手を責めているような言い方になってしまう人がいます。