「サイレント減点」されるチェックリスト3選

では、早速紹介していきましょう。

①「お辞儀ハンコ」(印鑑を傾けて押す)などの「組織の謎文化」に従わない
組織には必ず、「合理的には説明できないけれど、そのほうが良いとされている文化や風習」が存在します。本来、こういった「謎文化」は変えるべきなのですが、これを組織単位で変えるのには非常に時間がかかります。こういった謎文化に無理して逆らってしまうことは得策ではありません。こういった謎文化には染まったフリをしておいて、本業できっちりと成果を出しましょう。

②「いつでもいいから」と言われたら後回しにしている
上司からのコメントには、当然ですが本音と建前があります。この例のセリフは「建前」で、本音では「早く出してほしい」と思っている可能性がある危険なフレーズです。こういった建前のフレーズを真に受けてしまうと陰でこっそり評価が下がってしまう可能性があります。きれいな言葉の裏にある「本音」を見抜くようにしましょう。

③意味を理解しないまま横文字を使うことがある
横文字を使うのはかっこいいのかもしれませんが、言葉の意味をわからずに使ってしまうと、言い間違いや読み間違いをしてしまうかもしれません。わかっている人から見ると、「こいつ、わかってないな」と思われてしまう可能性大です。

 いかがでしょうか。同じ仕事をするのであれば、自分だけ評価が低いのはもったいないですよね。もし自分に思い当たるところがあれば、気づかないうちに損しているかもしれません。今日から気をつけてみるとよいでしょう。

(本記事は『雑用は上司の隣でやりなさい』の著者に取材した特別な原稿です)