米国では、100万ドル(約1億5000万円)以上の資産を持つ「ミリオネア」になりたくて宝くじを買う人が不足している。米国の宝くじメガ・ミリオンズは来年、1口当たりの価格を現在の2ドルから5ドルに値上げする。10億ドル(約1500億円)の大台をはるかに上回る大当たりを増やすためだ。人々は、にわかに富を手に入れるという、つかの間の幻想を楽しむために宝くじを買う。近頃は、気分を高揚させるにはゼロの数がもっと必要になっている。ビリオネア(10億ドル以上の資産を持つ富豪)ってどんな感じだろう?宝くじ関係者によると、人々の想像の中の「人生を一変させる富」の基準は今や10億ドルだ。大当たりの金額が10億ドル以上になると人々はさらに多くの宝くじを買う。関係者は値上げも受け入れられると予想している。
宝くじ、1等「10億ドル」でないと売れない理由
メガ・ミリオンズは値上げして大当たり金額を引き上げる
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