米決済ネットワーク大手ビザは、国際事業の合理化の一環として年末までに従業員約1400人を削減する計画だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。それによると、従業員は先週の社内発表でリストラ計画の通知を受けたが、詳細は知らされていなかった。削減対象のうち約1000人は技術職。残りの大半は加盟店営業とグローバル・デジタルパートナーシップに従事する人員になる。ビザの全世界の従業員数は3万人を超える。今回の削減には、エンジニアリング部門の委託契約者も含まれる。正社員以外で削減される人員数は不明だ。このレイオフの一部は先週実施された。ビザはグローバル・デジタルパートナーシップ部門の人員について、年末まで雇用を継続する計画だ。また対象者には、社内で募集中の求人に応募するよう奨励している。