マイクロソフトとメタ・プラットフォームズには、ほぼ共通点がないように見えるかもしれない。だが両社は人工知能(AI)に多額の資金をつぎ込んでおり、そのペースを緩める気はないようだ。マイクロソフトとメタは10月30日に7-9月期決算を発表した。いずれも売上高が堅調に伸び、営業利益はそれを上回る伸びを示し、市場予想を上回った。だが決算発表と電話説明会終了後の時間外取引で、両社の株価は約3%下落した。両社とも、10-12月期の売上高見通しがアナリスト予想と同水準かそれを若干下回った。さらに両社は、AIサービス参入を支えてきた巨額の設備投資が10-12月期も続くとの見方を示し、メタは来年さらに増やす可能性が高いことを示唆した。