ドナルド・トランプ前米大統領がノースカロライナ州で勝利したとAP通信が報じたことを受け、カマラ・ハリス副大統領の当選への道筋は大幅に狭まった。だが、ハリス氏が勝利する可能性はまだ残されている。ハリス陣営はこれまでも、民主党の牙城であるウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアの3州の「ブルーウォール(青い壁)」では勝利できるとしてきた。これに加えてネブラスカ州で1人の選挙人を確保できれば、選挙を勝利に持ち込める。ハリス陣営の選対本部長を務めるジェニファー・オマリー・ディロン氏は、陣営に宛てた電子メールの中で、「270人の選挙人獲得への最も明確な道筋がブルーウォール諸州にあることは、常に認識していた」と言及。また、この3州では前向きな兆候もみられると述べている。