部長の道を歩き続けても
役員には届かない
長年、会社に勤めて部長に昇進したら、「次はいよいよ自分も役員に」と期待する人が少なくないと思います。ただ、以前の日本企業では役員の座は論功行賞的な意味合いが見られたときもありましたが、求められる素質は部長と役員ではまったく別物です。
つまり、部長として優秀だった人が必ず優秀な役員になれるかというとそうではない、部長の延長線上に役員はないということ。部長と役員は歩く道が異なるのです。将来、もし役員に出世したいと望むのなら、自分の歩く道を変える必要があります。
そもそも、何が部長と役員とで異なるのか。