大企業の社長はそうなの?

 で、質問にある「大企業の社長ってそうなんですか?」というのは、一概には言えないなーと思いつつ、確かにここを感じることはあります。

 例えば「たくさんの知識や知恵を持っている」だったり「人間的に許容範囲が広い」というのは僕も感じるところです。確かにこれは、論理的に考えてもあり得るところでしょう。

 というのも、大企業の社長になるまでのプロセスでは、「色々な人と話して得られる知識」「色々な出来事を乗り越えてきた経験」「色々な人の対応をした経験値からくる許容範囲の広さ」というのはありそうです。

 上記で言うと、分厚さの項目のものですね。そして、これがあると、許容範囲も広がるので、「器が広い」と言うふうになりそうです。

 例えば、色々な経験をして、知識もあった時に、20代とかの若者がよくある失敗をしても「まあよくあるよな」と言うのでサクッと対応できたりするので、器が大きいね、と見えることはあるでしょう。

 そう考えると、「大企業の社長ってそうなりやすいよね」と言う気はしました。大企業の社長は何千、何万人の組織を束ねるので、確かに器の大きさや分厚さがないと、そこまで上り詰められないかもなーとは思います。

 また、これはあまり調べていないので適当な理論ですが、ユニクロの柳井さん、孫正義さん、稲盛和夫さんなどの有名経営者はみんな歴史とかが好きなので、「歴史の知識とかを学んでいる」とかから「器が広い、人間性が分厚い」と言うのを感じたりすることはありそうです。

 ということで、まあ、ここまで書いておいてなんですが、大企業の社長といっても、創業者と、プロ経営者と、社内で上り詰めた人とでは全然違うだろうなとは思いました。

 イーロンマスクさんとかは「器が大きい!」とか、「人間性が分厚い!」みたいなタイプではなさそうですしね。よくキレているし。

 なので「これがないとだめ」みたいなのはあまりないんだろうなーと思っているんですが、まあ、みていると、成功者になればなるほど、色々な経験をするので知識や経験値は増えるので、分厚く見えるのと、些細なことはどうでもよくなるので、器が大きく見えるだろうなーとは思いました。

 参考になれば……では!