器が大きい=受け止めても溢れない

 器が大きいというのはその名の通り「大きな器があるイメージ」なんだと思うんです。となるとまず一つは「心が広い」という意味があります。

 大量の水のようなものを注がれても溢れない、というイメージでしょうか。

 ここから「人から何かを言われたりしても寛大な心で対応できる」というものだったり、「他人のダメなところや、欠点などを許すことができる」と言うのがありそうです。

 また、対処の上手さ、みたいなのもありそうで「大量のタスクを振られたとしても、対応できる力がある」「突発的な問題の発生にも対応できる」などもありそうです。

 まとめると「広くて多くのことを許容できる」とかが器が広いということで、多くのこととは何かというと【人の欠点や弱点】【人の過ち】【大量のタスク】【突然の事件や出来事】などが「器が広い」ということなのかなあ、と。

 簡単にいうと「他の人が大変なものであっても、受け止めて溢れない」という感じでしょうか。

人としての厚みとは?

 器は「広い」というイメージでしたが、人としての厚み、というのは何でしょうか。

 おそらく語感からいうと「経験や知識が分厚くあり、深みがある」みたいな感じが最も大きい意味だろうなと。

【豊富な経験がある】【成功体験から大変な経験まで、色々な経験がある】【豊富な知識がある】【色々な知識があり、それを知恵として活用できる】あたりがありそうです。

 また、知識や経験だけじゃなくて、人間としての深み、みたいなのも入ってそうです。

【思いやりや共感など、人間に対しての深い理解がある】なども入りそうですね。

 さらにいうと、これらの経験、知恵、知識、深い理解、などからくる「人としての成熟度」みたいなのもありそうです。それらのものを活かして動いており、それによって高い品格があり、尊敬されている、みたいな……。

 分厚い、深みがある、みたいなのがここかなーと。