
「ダンス系の習い事→コミュ力が高くなる!」。そう語るのは、日米で学習塾を経営し25年間で延べ5000名以上のバイリンガルを育成しているTLC for Kids代表の船津徹氏。「こんなにも具体的で内容が詰まっているものは初めて!」「目からウロコ」と子育て世代に話題の書籍『「強み」を生み出す育て方』の中から、25年間の塾経営でたどり着いた【「ダンス系の習い事」の意外なメリット】をお届けする。
ダンス系の習い事→コミュ力が高くなる!
「好奇心旺盛で社交的!」そんな子どもはパフォーマー気質かもしれません。
パフォーマー気質の子どもは、その名の通り、人を喜ばせること、人を楽しませること、体で表現することが大好きです。集団スポーツ以外の習い事選びでは、チームダンス、チアリーディング、伝統芸能(神楽など)、ミュージカルなど、「表現系の集団活動」を選択肢に入れるとよいでしょう。
リズムに合わせて自然と体が動く。そんな子にはチームダンス、チアリーディングなどを紹介してあげるとハマるかもしれません。
今は日本中のどの都市にも子ども向けのダンススクールがあります。バレエ、ジャズダンス、タップダンス、フラダンス、アクロバットダンス、ブレイクダンスなど、さまざまなダンスを子どもに紹介してあげましょう。YouTubeなどで動画を見せて、ダンスの種類を教えてあげた上で、興味がありそうな分野のダンスを体験するのもおすすめです。
ダンスは運動神経がいいからといってすぐにうまく踊れるものではありません。根気強く日々の練習を重ねることで少しずつ上達していきます。
また、チームダンスでは、たとえ自分がうまく踊れていたとしても、仲間との息が合わなければチームとしてまとまりを欠いてしまいます。そのため、周りと助け合ったり、励まし合ったりする協調力、コミュニケーション力、そして忍耐力が高度に鍛えられるのです。
ダンスを通して子どもは「日々の努力がいかに大切か」を学ぶことができます。
そして、発表会やコンクールで仲間と最高の瞬間を過ごす経験は、大きな達成感と感動を生み出し、生涯忘れられないポジティブな思い出として、子どもの自信を下支えしてくれることでしょう。
「わが子の気質を詳しく知りたい!」という方のために、著書『「強み」を生み出す育て方』ではオリジナル診断を掲載しています。
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子育て成功のカギは「強み育て」にある

子どもが社会の変化に翻弄されずに、自分らしく幸せに生きていくには、失敗や挫折に負けない「たくましさ」を確立しなければなりません。一生ものの武器になるたくましさですが、どのように育てれば良いのでしょうか?
たくましさが育つ要因は、家柄、血筋、遺伝ではありません。もちろん親の学歴や職業も無関係です。「子どもの潜在的な強みを引き出すこと」でたくましさは育つと断言できます。
つまり、子育てで最優先すべきは「強み育て」なのです。強みは、音楽でもスポーツでも勉強でも、なんでもいいのですが、習い事は強みを育てる最高のチャンスになります!だから習い事選びは「子育て成功」に直結するのです。