「ダイエットにはガマンが必要」「痩せてもどうせリバウンドする」…。そんな世間の常識を覆した話題のダイエット本の「実践篇」が満を持して登場! 新刊『3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK』(野上浩一郎著)では前著の理論に基づき、おすすめの朝・昼・晩の家メシレシピや外食メニューを紹介。すぐにダイエットに取り組みたくなる仕掛けも満載です! この連載では本書より抜粋して、3か月で自然に痩せて二度と太らない体になる「3勤1休ダイエット」のコツを紹介します。
ダイエット中でも飲めるお酒はたくさんある!
「3勤1休」ダイエットは「ダイエットモードON」の日を3日続けたら、好きなものを食べていい「ダイエットモードOFF」の日を1日入れて、「3か月で自然に痩せていく仕組み」を作るメソッドです。
ダイエットONの日でも、お酒はNGではありません。飲みたくなったら、ガマンせずに「飲んでいいお酒」を飲みましょう。基本的には、糖質の少ないものならOKです。ONの日もOKの「飲んでいいお酒」を具体的に紹介します。
【生レモンサワー&生レモンハイ】サワーやチューハイに使われる蒸留酒や焼酎はほとんど糖質ゼロ。レモンも果物の中でも低糖質です。ただし、生レモンをしぼるタイプではない「レモンサワー」は、シロップが使われているので糖度が高くなります。
【糖質ゼロビール】糖分が残らないように製造されているので、ダイエット中にぴったり。ただし、カロリーは度数が高いほど高くなる傾向があります。
【白ワイン】「赤よりも白が痩せる」という報告が2004年にドイツでされています。甘いタイプより辛口を選んで。
【ハイボール】ウイスキーの糖質はゼロですが、割るもの次第で太りやすさが急上昇するので注意。ジンジャーエールやコーラには糖質が含まれているので注意。
【ジン】トニックウォーターには糖質が含まれるので、ロックまたはソーダ割りで。
甘いお酒にはかなりの糖分が!
ちなみに、本書のP34~の「NG30品」に入れている「甘いお酒」というのは、具体的には、甘いカクテルやマッコリ、梅酒などです。基本的に、「冷たいのに甘いもの」は、かなり糖分が入っています。それらを飲む場合は「ダイエットモードOFF」の日の楽しみにしておきましょう。
*本記事は、「3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK」から抜粋・編集して構成しています。
著者:野上浩一郎(治療家・ダイエットコーチ) 記事監修:西井義典(医師)
治療家・ダイエットコーチ・バランス整骨院 中原院長
大学卒業後、IT系企業に就職するも「もっと人と関わる仕事をしたい」と転職。その後、修行時代を経て2015年に神奈川県で整骨院を開業。開業して「痛みと同じくらい肥満に悩む人が多い」と気づき、ダイエット指導を開始。コロナ禍では、コーチングをベースにした90日間のオンライン・ダイエットプログラムを提供し、その参加者のダイエット成功実績は90%を超える。のべ3万人の施術経験と、700人のダイエット指導実績あり。
医師・西井医院院長
2000年、三重大学医学部卒業。三重中央医療センター、松阪厚生病院などを経て、三重県松阪市の医療法人である実家の西井医院を継ぐ。専門は呼吸内科だが、開業後は「地域のかかりつけ医」として検診から高血圧・高脂血症・糖尿病・痛風といった慢性疾患などまで、幅広く診察している。