ジャネット・イエレン米財務長官は10日、ドナルド・トランプ次期大統領が自身の後任に指名したヘッジファンドマネジャーのスコット・ベッセント氏と非公式に会談していたことを明かした。イエレン氏はこの日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がワシントンで主催したイベント「CEOカウンシル」に出席。「感謝祭の前に(ベッセント氏と)一度話をした」とWSJ経済担当チーフコメンテーターのグレッグ・イップ氏に語った。またベッセント氏に対し、財務長官職は非常に興味深く、やりがいのある仕事だと思うだろうと伝えたという。イエレン氏は当時の会話を振り返り、「財務省は経済政策全般だけでなく、税制や制裁政策、国際同盟など、非常に幅広い責任を負っている」と話した。
イエレン米財務長官、後任候補と11月に会談していた
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